こんにちは悠です。
不動産賃貸仲介店に6年働いています。
自分の部屋をスーモやホームズなどの賃貸ポータルサイトで探しているときに、こんな経験したことはないでしょうか?
駅で絞っていたら物件が全然出てこなかった!
区町村で検索したら全然出てこない!
コンビニ、スーパーの位置をいちいち調べるのめんどくさいなあ
今回はこういった疑問に対して私が解決させていただきます。
この記事より前の部屋探しのコツについては下記の記事を参考にしてくささい。
では、本題にいきます。

部屋探しする時はポータルサイトの地図から探すを選べばすべて解決です。
結論がこれです。
地図から探すことのメリットは
・住所検索だけで出てこない物件が表示される
・駅名検索で出てこない物件が表示される
・Google マップで表示され、周辺環境が一目でわかる
・最初希望していた場所以外も目につきやすい
こういったメリットがあります。
冒頭の悩みは検索条件が甘かったり、希望する場所の地理を知らなかったりするとよくおきます。
少しずれた場所が実は違う市や区になっていた。
同じ駅に3路線(例 東京駅、北千住駅など)あって物件と紐付けされている駅名とは違っていた。
などはわりと頻繁にあります。
こうした状況を防ぐことができるのがこの「地図から探す」という項目なのです。
では、デメリットはないのかと言われたら普通にあるので教えますね。
・物件の間取りや賃料条件がクリックしないと表示されない
・スクロールするたびに読み込みのでネット速度が遅いと
イライラする。
デメリットとしては以上が挙げられます。
SUUMOは地図検索が遅いので私も結構イライラしちゃいますね。

地図から探すはどこにあるの?
地図から探すという機能がどこにあるかわかりやすいようにスーモとホームズの賃貸トップページを載せますので探すときはこちらから探しましょう。


改めて見ると思うのですが不動産会社から探す人はいるのでしょうか?
今の時代不動産会社ごとで取り扱いできる物件はほぼ変わらないので個人で使う必要性はないと私は思います。
法人さんが探したりするときに使うのでしょうか?
現場にいる私もよくわかりません。
次は地図検索を使わないデメリットについて解説していきます。

地図検索を使わないことで起こるデメリット
住所検索、駅名検索だけでは出てこない物件がある
愛知県名古屋市の地図を例に出しましょう。

真ん中部分にある駅が大曽根駅という4路線(地下鉄名城線、JR、名鉄、ゆとりーとライン)ある駅です。
左上が名古屋市北区、それ以外が名古屋市東区というマップを表示してます。
この地域で部屋を探しているという例で、例えばこう検索したとしましょう。
沿線、エリアから探すを選択
住所は愛知県名古屋市東区
家賃 70,000円 (共益費除く)
新築 駅徒歩5分を希望
このように検索した場合はこうなります。
名古屋市東区の駅徒歩5分圏内の新築物件が表示される
ただ、この検索では
大曽根駅徒歩5分にある北区の新築情報は表示がされない
ということになり物件の見落としが発生してしまうことになります。
実際に2020年11月現在は大曽根駅徒歩5分の北区に条件のあった新築物件があるのでこの検索をしている人は見落としをしますよね?
では、駅名検索で見てみましょう。
沿線、エリアから探すを選択
駅名検索で 名鉄大曽根駅
家賃 70,000円 (共益費除く)
新築 駅徒歩5分を希望
こう検索した場合は
名鉄大曽根駅以外の駅名で登録されている物件は表示されない
という結果になります。
そうなるとだいぶ取りこぼしをしますよね?
駅検索ですべての項目にチェックを入れたら問題はないのですが、そこまでする方はあまりいないでしょう。
ここで1つ、ポータルサイトのメンテナンスをしている私からお伝えしますが
ポータルサイトの駅は3駅分までしか登録されないので同じ駅名を複数載せるのはほとんどありません。
この事実は多分知らない人が多いのではないかと思います。
同じ駅名を載せても多分2駅ぐらいが限度です。
周辺環境をいちいち見るのがめんどくさい
先ほどの住所検索、駅名検索で物件一覧が表示されるとき
このような一覧で表示されますよね。

この一覧だけでは周辺に何があるかまったくわからないので一々どこにあるかを開く必要が出てきます。
周辺環境、特にコンビニ、スーパーなどはどこにあるか予め確認をしておきたいですよね?
地図検索で探すと最初から表示されるので周辺環境ありきで部屋を探すことが可能になります。
注意点としてはこの周辺環境を表示させる機能は
これは注意しなけばいけません。
スーモの場合はGoogleマップで表示されるので目視で確認出来る範囲は確認ができますが、ポップアップで表示されないので少しめんどくさくなります。

地図検索で探すと希望していた場所以外でも見つかる可能性がある!
これは私も部屋を紹介しているとき思うのですが、地図検索で探すと広い範囲まで検索が出来るので、場所は少し違うけど他の条件がピタッと合う物件がでてきたりします。
これは他の検索ではほとんど起こることが出来ない現象です。
一覧表でそこまで広い範囲を表示させると膨大な量になるので最後まで見るのは多分しないでしょう。
そうなると広い範囲で探さないのでそういった物件が出てくることはないということになります。
地図検索を使えばそんな煩わしさもなく、一目で確認ができます。
下のスクリーンショットを見てください。

先ほどの検索条件で地図検索を使って出してみたところ、違う地域の物件が表示されました。
右上の守山自衛隊前駅は名古屋市守山区という場所になるので住所検索、駅名検索では出てくることはないでしょう。
この場所がいいか悪いかは置いといて、地図検索をすることで新たな可能性を広げることが可能です。
ぜひ、地図検索で探してみてくださいね!

地図検索で探す場合のデメリット
ここまで地図検索の良さをお伝えしましたが、もちろんデメリットもあります。
・希望の家賃条件、設備条件の範囲が広すぎると物件がたくさん出てきてしまうので選ぶのが大変になる
・スクロールするたびにロードするのでネット速度が遅いとイライラする
・金額や間取りはクリックしないと表示されないので少々めんどくさい
こういったデメリットがあります。
なのでこのデメリットが受け入れらないなら地図検索を使うのではなく、住所、駅名検索で探した方が恐らくストレスは少ないです。
あなたの性格にあった方法で検索してみてくださいね。
今回は以上となります。
お部屋探しのコツはまだまだありますので次の機会に紹介したいと思います。
では、また。