では、さっそくいきましょう。
あなたの人生がつまらないと思うんなら、 それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え
長いタイトルですが現代人に対してこれほどメッセージ性のあるタイトルはあまりみかけませんね。
言葉の通りですが、物事が面白いか面白くないかの判断をするのは自分自身です。
著書の中にあるお笑い芸人に千原ジュニアさんの発言で他の芸人から「なぜ、ジュニアさんの周りだけ面白いことが起きているのか?」と言う質問に対して
お笑い芸人の周りでだけで面白いことが起きているわけではない。でも、わしらは人におもろい話をするって決めて生きてる。だから、面白いものが引っかかるんや
本文より引用
という言葉を残しています。
面白い話をするために常にアンテナを張っているからこそ、面白いと思える場面に遭遇をするということです。
毎日がつまらないと思っているあなたは面白いと思うことがないか考えるだけでもしかしたら面白いことに出会えるかもしれません。
これは本文のほんの一部の内容です。
このような普通だったら落ち込む、怒る、悲しむなどに対してどうアプローチしていけばいいのかを70個も書いています。
周りに何も面白いことなんてないと思っているあなたにぜひ読んでいただきたい一冊です。
あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー
死という概念を通じて今何を自分はすべきなのかと問いかけてくれる内容です。
90歳の老人たちに「人生で後悔していることはなんですか?」と聞くとほとんどの方々は
もっと冒険をしておけばよかった!
と答えたそうです。
死が身近に迫っているからこそ、この後悔が生まれます
後悔しない人生を歩むために後悔した、後悔しないようにした人たちのことを知っておくと人生が変わるかもしれませんね。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
30代以下の世代は「ないものがない」だから何かが欲しいと「乾けない」
本文より引用
この一文で上の世代と今の若い世代がなぜこんなにモチベーションに差が出るのかはっきりわかりました。
上の世代はモノがない時代なのでモノを得るために猪突猛進で突き進むことができます。
テレビ、冷蔵庫、車などを頑張って手に入れることこそがステータスでした。
常に乾いている状態となるのでどんどん欲しいものを手に入れたいという気持ちがあるわけです。
しかし、今の世代は違います。
テレビ、冷蔵庫、車は既に持っているか、そこまで努力をしなくても手に入るようになりました。
上の世代が頑張った結果、今の若い世代はモノに満たされた状態で生まれて育ってきました。
モノが溢れているのが当たり前の世代にとって、モノ自体に魅力を感じることはありません。
ここが、上の世代と若い世代のモチベーションの大きな差になっています。
モチベーションの差を知ることで違う対策を講じることができるので、今の自分が中高年になったときにどうモチベーションを上げていけばいいのか言語化できそうです。
このように、本書では上の世代と30代以下の世代のモチベーションの違い、どう接するといいのかが書かれています。
理解をすることで気持ちの整理と切り替えが出来るので、どの世代が読んでも損をしない良書です。
メモの魔力 -The Magic of Memos-
「記録」ではなく「知的生産」の為にメモをとる
本文より引用
あなたはメモを取るときは記録、記憶するためにとるものだと思っていませんか?
私もこの本を読む前はそう思っていました。
しかし、メモを取るということはそれ以外にも使い道がありました。
知的財産というのは本書では「無意識で通り過ぎてしまうアイデアを言語化すること」と書かれています。
寝る前に思い浮かんだアイデアもそうですし、人の話もそうです。
メモを取らなければ受け取れる情報が少なくなります。
受け取れる情報を少しでも多くするために必要なのがメモということなのです。
また、メモを取ることでこの5つの能力も手に入れることができます。
- 知的生産性が増す
- 情報獲得の伝導率が増す
- 傾聴能力が増す
- 構造化能力が増す
- 言語化能力が増す
メモを取るということは紙だけではありません。
SNSでもメモを取ることができます。
私の場合、毎日読書、ニュースで気になったところ、勉強になったところをTwitterで発信しています。
このように発信をしています。
メモを取ることで得られるメリットを本書を通じて確認してみることをオススメします。
仕事2.0 人生100年時代の変身力
人生100年時代と言われ、昭和型の働き方では生きていくことが難しい時代になってきました。
働き方が変わればふるいに落とされる人が出てきます。
先日の日経新聞のニュースでもこのような記事が出ていました。
収入が給与しかなく勉強もしなかった結果こうした時代の流れで対応できず沈んでしまいますね。
— 悠♨@賃貸業経験6年 債務整理中のブロガー (@yu_firstpenguin) January 2, 2021
会社に残り続けても、自分でビジネスするにしろスキルを身につけないと生き残れない時代です。 https://t.co/GdtJaT3XSl
昭和型の働き方を続けたせいで本来だったらもらえる給料がもらえなくなってしまう可能性が高いです。
100年も生きるなら、もう一波乱起こってもおかしくないので自分の働き方を変えるしかありません。
そのためのヒントを与えてくれるのが本書です。
私が気になったのが
長く働くために必要なのは有形資産ではなく無形資産
本文より引用
という一文です。
有形資産とは現金や有価証券などのモノを指します。
無形資産とは生産性資産 活力資産 変身資産のことを指しており、形には出で来ないものです。
それぞれの資産を簡単に言うと
生産性資産 スキル 経験など
活力資産 肉体的、精神的健康で幸福であること
変身資産 変化が訪れた時に助けてくれる友人がいる もしくは変化に対する意欲がある
こういった資産になります。
有形資産は簡単に無くなりますが、無形資産は簡単に無くならず、どこでも使える資産ですね。
時代の変化に対応できる能力こそが今後求められていることかもしれません。
その他、夫婦の働き方など色々な働き方のヒントがたくさんあるので気になったら読んでみてくださいね。
おわりに
今回は以上です。
心を震わせる本を読むことで日々の景色の見え方が変わります。
1日数分でも読書をして人生を変える一歩を踏み出してみましょう。
それでは、また。