2020年に読んだ書籍のまとめもありますのでよければこちらも合わせて読んでいただければ幸いです。
読書が苦手という方向けの記事もありますので、読者が苦手な方はこちらの記事から読んでみましょう。
きっと読書がしたくなりますよ。
では、本題にいきます。
面白いとは何か? 面白く生きるには?
人生がつまらないと感じているあなたに送りたい一冊です。
面白いとはそもそもなにか?に焦点を当てた本なのでめずらしいです。
面白いという言葉はよく聞きますが、それはどういった意味で使わていると思いますか?
本書で例を出すだけでもこれだけあります。
「可笑しい」→笑える、ギャグ、ユーモア、苦笑、ほのぼの、癒される
面白いとは何か? 面白く生きるには? 本文より引用
「興味深い」→考えさせられる、好きなもの、気づきがある、調べていたもの
「思いどおりになる」→考えたとおり、予測が当たる、繰返し、同感、共感
「手応えがある」→簡単ではない、やり甲斐、難しい、珍しい、達成感
「動きがある」→スリル、目が離せない、どきどきする、加速度
「意外性」→驚き、予想が裏切られる、例がない、新しい、変だ 「欲求を満たす」→美味しそう、格好良い、セクシィ、
面白いには様々な意味合いがあります。
ここで一番大事なのは
面白いと決めるのはあなた自身なのです。
あの人が面白い思っていてもあなたが面白いとは限らないのは普通ですよね。
なので、あなたが面白いと思えるものはあなたが探さす必要が出てきます。
面白さを探す中で意識をして欲しいのは
面白さはアウトプットにある
ということです。
歌を聴き続けるより、歌った方が面白いですし、スポーツも見るより実際に自分がやった方が面白いと感じる人がほとんどだと思います。
面白さを感じることで大事なのは、あなたが自分で行動をするということです。
今のあなたが人生をつまらなくなったと思っているのであれば、それはあなたが何も行動していないからです。
世の中見渡せば面白いことは無限にあります。
あなたも面白いと思えることに出会えるように行動していきましょう。
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。
あなたの内側のワクワクの源泉を再発見をしよう。
タイトルから惹かれたこの本書ですが、タイトルに見合った今の私にピッタリでした。
あなたはワクワクすることが昔よりなくなり、人生がつまらなくなったと感じていませんか?
本書はそんなあなたにピッタリの書籍となっています。
ワクワクを生み出すのには条件があります。
①人生のあらゆる面において自分が持つワクワクのすべてを見つける
②発見したワクワクはひとつ残らずすべて現在の生活に生かす。
③自分がワクワクすることを無条件に使う
④①〜③まで実行しながらバランスの取れた生活を目指す。
ここで大事なのが、ワクワクは自分から見つけないといけないというところです。
学生時代が楽しく、今がつまらないと感じている人に多いのが、ワクワクが人から与えられたものということです。
学生時代はあなたに構ってくれる人は多くいましたが、社会人になったらあなたに構ってくれる人は極端に減ります。
そうなるとワクワク体験が減ってしまうので、今がつまらなくなったとかんじてしまうのです。
なので、再度お伝えしますが、ワクワクは自分で見つけにいく必要があります。
そうは言っても、どうしたらいいか分かりませんよね。
私もこんな事言われてもどうしたらいいか分かりません。
本書では、行動する第一歩として次のように書いています。
①自分が体験したいこと
②最初の行動
③いつ行動するか
④どこで行動するか
⑤どのくらい時間がかかるか
⑥どのくらい費用がかかるのか
⑦誰かと一緒にする必要があるかどうか
昔、夢見ていたことでもいいですし、ふと気になってやってみたいなと思ったことでもいいです。
大事なのは、とりあえず自分が動いて調べて見ることです。
好きなことを調べるだけでもワクワクしてきませんか?
私は海外旅行が好きなのですが、調べたり、旅行の本を読むだけでもワクワクしてきます。
どこかに行かなくてもワクワクを見つけることはできます。
とりあえず何か調べることから始めましょう。
調べて、行動することを決めたあなたにもう一つ伝えておきたいことがあります。
それは人生に優先順位をつけるな。
ということです。
優先順位をつけると、人は大抵仕事を一番にします。
昭和世代のサラリーマンタイプに多いですよね。
優先順位を仕事に設定したせいで、本来守るべきものだったはずの家庭の状況が悪化したりすることもよくある話です。
優先順位をつけてしまうと、優先順位の下に来ることをやる機会は一生きません。
人生には優先順位をつけず、どんどんワクワクを見つけにいきましょう。
ただ、ここにも注意点があります。
欲望には優先順位をつけること
欲望には際限がありません。
望めば、望むほど出てきます。
欲望を全て叶えるのは不可能なので、ここにはキチンと優先順位をつけましょう。
他にも人生がワクワクするためのヒントが数多く書かれているので、気になる方は要チェックです。
品格を磨く
あなたは自分に品格があると思いますか?
少なくとも私は品格がある人間とは思えません。
そこで出会ったのがこちらの書籍です。
こちら経営者、組織に関することがほとんどなのですが、個人が品格を磨くためのヒントが散りばめられおり、大変参考になりました。
まず、本書で言う、組織の品格という言葉の定義ですが
品格とは 一体感を生み出す感性のことである。
品格を磨く 本文より引用
〜中略〜
その品格が出ているのは一人一人に品格があるからです。
とあります。
つまり、品格がある組織にいる人間は品格があるということになります。
品格があるで思い浮かぶのは超一流ホテルリッツ・カールトンですが、そのリッツ・カールトンのリーダー研修でこのようなことを言われるそうです。
リッツ・カールトンのリーダー研修より摂氏99℃と摂氏100℃ の話
水は摂氏99℃までは液体だが、摂氏100℃を超えると沸騰し水蒸気になる。
品格を磨く 本文より一部引用
水蒸気は蒸気機関車をも動かす動力になる。
たった1℃の違いなのに役割がまったくちがう。
この1℃の違いを生み出す働き方を考えなければならない
超一流企業はこの1℃の違いを生み出すために、試行錯誤を重ねています。
リッツ・カールトンの従業員が一流なのはこのリーダー研修で得たことを上司がキチンと部下に伝えているからなのもあると思います。
たった少しの違いが、大きな違いを生む。
この考え方は個人でも十分に通用しますよね。
品格のある企業で働いているなら、そこで大いに学んでもらえればいいのですが、そうではない人が多いですよね。
そんな方向けにももちろん記載があります。
個人で品格を磨くために必要なことは自分なりの哲学です。
しっかりとした自分なりの哲学を内部に持って、それが外側に反映しているとき 人は、その外側から品格を感じるのです。
品格を磨く 本文より引用
自分の哲学がブレブレの人についていきたい人はいません。
もちろんそれは自分自身もです。
少なくとも自分自身がついていきたくなるような自分なりの哲学はもつべきですね。
最後に本書で一番心に残った部分をお伝えして今回は終わりにしたいと思います。
信州商人道の教え
品格を磨く 本文より引用
”たとえ最小の結果しか見えないときでも、最大の努力を惜しまない”
今の時代にもグサッとくる言葉ですね。
結果が出るまで時間がかかるとしても最大限努力していかなければいけません。
すごく、ハッとさせられた言葉なので心に刻んでスマホ待受にでもしようと思います。
今回は以上です。
それでは、また。