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宅建の勉強する順番はこれだ!現役不動産屋が教える挫折しにくい勉強法

こんにちは悠です。

宅建の勉強で困っている方はかなり多いのではないでしょうか。


ネットでみるとこの順番でやれば大丈夫!とあったりしますが、
私と順番が違うことに気がつきました。

ネットで見ると順番が

宅建業法→権利関係→法令上の制限→その他法令


もしくは

権利関係→宅建業法→法令上の制限→その他法令

となっています。

私の場合はこうなります。

宅建業法→法令上の制限→権利関係(一部)→その他法令→権利関係(残り)


正直、権利関係からやるなんてかなり苦行です。

民法知識のない人間が見たらすぐにやる気を失うレベルです。


では何故その順番でいくのかを現役宅建士である私が説明していきたいと思います。

今回の記事をみてもらえればこうなります。

・勉強の順番がわかる。

・効率的に勉強が出来る。

・挫折する確率が減る。

以上になります。

さっそく本題に移ります。

宅建の勉強する順番は宅建業法→法令上の制限→権利関係(一部)→その他法令→権利関係(残り)です。

最初に書きましたが順番は間違いなくこれです。
実際私もこの順番で勉強して43点まで伸ばすことが出来ました。

権利関係を後ろに持っていく理由は4点あります。

  • 内容が深いのでどこまで勉強したらいいかわからない。
  • 本試験では勉強しても答えられない問題が出てくる。
  • 挫折しやすい項目が多すぎる。
  • 正答率が合格者、不合格者であまり変わらない

この理由の反論としてよく言われるのが

権利関係の配分は14点で配分が多いからここは重点的にやるべきでは?

ということがよく言われます。

ちなみに試験の配分はこのような形です。

・権利関係 14点

・法令上の制限 8点

・税・その他(地価公示法・不動産鑑定基準) 3点

・宅建業法 20点

・その他 5点

計 50点

たしかに配分だけをみれば権利関係も重点的にやらなくてはいけないと思います。

しかし、

ここに罠があります。

2018年 宅建試験の出題別正答率です。

TU19342_2018-1

権利関係の正答率を見ると

合格者、不合格者との間で正答率がそこまで大差が出ていない問題が多いです。

もちろん正答率に差が出ている問題もありますが元々正答率が低い問題が多いのが見てもらえばわかると思います。



権利関係の問題は事前に勉強しても分からない問題が出題されたりするので満点はほとんど取れません。

なので正直8、9点くらいがボーダーラインになります。


10点以上はかなり勉強しているか元々法学関係に従事している方でないと厳しいと思ってもらった方が無難です。

普通の問題にしてもわりと考えさせられる問題が多いので最初に取り組むと訳が分からない状態で挫折します。


私も1回目はこれで挫折しました。


暗記もありますが権利関係に時間を費やすのは精神面でもオススメ出来ません。

一方で宅建業法法令上の制限の正答率を見てみると

合格者、不合格者との間に圧倒的な差がついている。

というのがはっきりと見てわかるレベルですね。

合格者は正答率ほとんど90%超えですが不合格者はほとんど70%を切っており合格者との差がはっきりとここに出ています。

なので権利関係は後回しにして宅建業法、法令上の制限からやるべきというのが図でわかりますね。

今回は2018年ですがどの年度を見てもこんな感じの正答率になっています。

権利関係で時間を費やすのはここだけ

とは言っても権利関係をやらないわけにはいきません。


大事なのは科目を絞ることです。

最優先でやるべき科目はこちらです。

代理(理解しづらいので後でもよし)

・抵当権(理解しづらいので後でもよし)

・賃貸借

・借地借家法(借地と借家)

・建物区分所有法

・不動産登記法

この7問に関してはほぼ100&出題されるのとほぼ暗記でいける問題なのでここを重点的にしましょう。



後の7問に関しては出来なくてもいいという気持ちでやりましょう。

その代わりここの7問は落としてはいけません。


勉強はYouTubeから始めよう

私も良くやりがちですが資格を取ろうと思っていきなり参考書に手を付けてはいけません。


特にこういった日本語の難しい問題は見るだけでやる気が削がれてしまい投げ出してしまいます。

現代社会ではDVDを買わなくてもYouTubeで勉強が出来ます。


毎年法律が変わるので変わった部分はアップデートしなければいけませんが基本的なことはここで学べます。

私が勉強したときにお世話になったのは みやざき宅建塾のみやざき先生です。

宅建総研テキスト紹介講義 宅建業法 第1講 宅建業法の全体像 宮嵜先生

宅建総研テキスト紹介講義 宅建業法 第1講 宅建業法の全体像みやざき塾 宮嵜晋矢先生 御担当☆宅建総研テキスト紹介講義の御案内☆宅建試験で出題される重要ポイントをわかりやすく学ぶことができる『宅建総研テキスト』を活用した講義です。2018年法改正に対応しています。初めて学ぶルールであっても、これならわかる!いまま…

権利関係は吉野塾のよしの先生がすごく参考になりました。


2人ともYouTubeで検索すれば出てくるので見てみてください。


文字で追っても中々理解が出来ませんが動画で見れば理解がしやすいので動画を見た後に参考書を見たり、実際に問題を解いてみましょう。

参考書はちょっと、、、という方は、漫画から見てみましょう!

オススメはらくらく宅建塾です。

私もこれで勉強をして基礎を覚えました。

もしくは日建学院シリーズがよいかと思います。

どちらも内容に大差はないので好きなほうにしましょう。

日本の文化である漫画を頼って勉強をしてみましょう。

YouTubeを見たらいきなり問題集にいきましょう。

YouTubeを見たらさっそく過去問を宅建業法から解いてみましょう。


意外と半分くらいは正答しているかもしれません。

私が使ったのはこちら

私もこのシリーズで問題集を解きました。

繰り返し解いて、自分で説明できるレベルまで昇華させましょう。

参考書はほんとに参考程度にしましょう。


わからない問題が出たときの補足資料として活用することをオススメします。

私も参考書はほとんど見てません。


見ても眠くなるだけなので過去問を解くことに集中しました。

後はこれの繰り返しです。

YouTubeを見る→問題集を解く→YouTube違う科目を見る。→問題集を解く。

これで合格にグッと近づきます。

キチンと勉強をすれば、宅建は受かります。

頑張って勉強していきましょう。

それでは、また。